人工知能が人間の知能を育んだり、人間の知能と人工知能が相互に補完し合ってより高度な知能を実現したりする方法を明らかにすることが、これまで以上に重要になりつつあります。認知行動支援技術チームは、人間の認知と行動を支援する技術を開発することを目的として、2017年4月に発足しました。
研究テーマ
認知行動支援技術チーム(理化学研究所・革新知能統合研究センター)では、特に、社会生活を送る上で必要な人間の知能が損なわれる高齢者の認知機能低下と認知症を予防するために、認知予備力を高める認知行動支援技術を重点的に開発します。写真を用いた会話支援技術、共想法に立脚した会話支援AIを開発し、認知行動支援システムに実装し、人間の認知面、心理面に与える影響を評価します。
メンバー
上記研究テーマの推進に必要な多彩なメンバーが参加しています。着任したメンバーの専門は、数理生物学、数理社会学、社会神経科学、脳コンピュータインターフェイス、ソフトウェア工学、ロボット工学、ウェブ情報科学、産学連携です。
徳永 清輝
特別研究員
専門分野はソフトウェア工学(特にIoT領域)、老年工学です。
杉本 光
特別研究員
社会神経科学を専門としています。
小暮 純生
技術経営顧問
知的財産、産学連携、社会実装を専門としています。
三宅 徳久
技術開発顧問
ロボット工学、福祉工学を専門としています。
岩田 幸子
テクニカルスタッフ
水谷 悠紀子
テクニカルスタッフ
田村 和弘
テクニカルサポート
平良 弘之
テクニカルサポート
山口 可愛
テクニカルサポート
工藤 喬
客員研究員
岸本 泰士郎
客員研究員
大塚 貞男
客員研究員
安梅 勅江
客員研究員
中村 匡秀
客員研究員